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  何もない旧石器時代
 【 日本の歴史物語 】
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何もない旧石器時代

むか~し、むか~し、今から約4万年前~1万2千年前ごろの話。
それは、もう、あなたが想像もつかないぐらい、はる~か昔の事。
その当時は、今の日本なんて影も形もないんだ。

って、言うか、日本はまだ大陸と陸続きでさ。
だから当然、日本海なんて物は、ありゃしない。
今の日本海は、大きな湖だったもんね。

この頃の人々は、10人ぐらいの集団で、自給自足の共同生活をしてたんだ。
だって、今みたいにコンビニも無い、スーパーも百貨店も無い、それこそお金すらない。
「腹減った、コンビニで何か買って来よう」なんて、できる時代じゃなかったからね。

食べるためには、狩りをしたり・木の実を取ったり・貝や魚を取るしかなかったんだよ。
生きるために狩りをした時代なんだ。
もう、あなたには想像もつかないでしょうね。

彼らはね、木の実や魚を取って、ナウマンゾウなんかを狩りしながら、洞窟に暮らしてたんだ。
多くの人が、食料になるナウマンゾウやオオツノシカの後を追っての移動しながらの生活さ。
だから、獲物を追って、テクテクと歩いて大陸から日本にやってきたんだ。
何年も何十年も何百年もかけてね。

その頃は、み~んな平等なんだ。
先生もいなけりゃ、社長もいない。リーダーもいなけりゃ、国王もいない。
共同で狩りをして、みんなで平等に分配してた。
そんな生活を何百年、何千年、何万年と、続けてきたんだよ。


でもね、な~んにも無い時代だったけど、人間には他の動物と違って知恵ってものがあったねぇ~
だからね、狩りをする道具なんかが、徐々に出来始めたんだ。

旧石器打製石器』って言われてるものもがそれね。
まぁ~、単に、石を砕いて武器にしてるだけの単純なものなんだけど。。。

この『打製石器』、あなたが見つけても多分、その辺の石ころと区別つかないと思うよ。
だって、単に石を割っただけのものだから。。。

でもね、割れ方によっては、ナイフみたいな物が出来る時もあるでしょ。
そりゃ~ぁ、便利だったと思うよ。
ナウマンゾウやオオツノシカを解体する時なんか、とーっても重宝したんじゃないかなぁ~?


この、『打製石器』ってね、相沢忠洋さんが1949年に日本で初めて見つけたんだ。
場所は、『群馬県みどり市』って所。

この相沢忠洋さんね、大学にも行かずに独学で考古学の勉強をしてたんだって。
仕事しながら、独学で考古学を学んでたらしいよ。  (偉いよなぁ~。 僕にはマネできないよ。)
それなのに、知らせを受けて後から駆けつけて来た大学チームが、手柄を横取りしちゃったそうだ。
(ひでぇー話じゃない。)

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動物の移動に合わせて、生活圏を変えて行く。 食べて行くために必死の時代だ。
でも、人間が一番たくましかった時代かもしれない。
じゃぁ、もうちょっと進化した土器が誕生する時代へ・・・   >>> 土器が出現する縄文時代

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