【 日本の歴史物語 】

   平安京ができた平安時代

    清水寺
平成

清水寺

清水寺
【所在地】
京都府京都市東山区清水1丁目294
【拝観料】
大人:300円・少中学:200円
【拝観時間】
6:00 〜 18:00
【文化財】
本堂:国宝

写真は、
京都の史跡・都の色彩さんより



清水寺は、京都の東にあって、一番近い京阪電車の清水五条駅からでも徒歩25分ぐらいかかっちゃう。
歩いて行くには、ちょっと遠いけど五条大橋や五条通りの町並みを見ながら歩くのも良いもんですよ。
清水寺は、西国三十三箇所観音霊場の第16番札所にもなってるんだ。

そもそも、賢心と言うお坊さんが、夢のお告げで音羽山にやってきたのね。
そこで、金色に輝く清流を見つけた賢心は、その清流をたどっていくと・・・。
そこには、音羽山の山麓にこもって、千手観音を信仰している修行者(行叡)がいたんだ。
なんと、この行叡200歳だったらしい。
(金色に輝く清流といい、200歳の修業者だったり、このあたりが、どうも、御伽話ぽい)

この行叡、賢心に 「あんたが来るのは知ってたよ。 後は任したから・・・」 って去って行った。
残された賢心は、行叡にもらった霊木を千手観音像に彫り上げて、安置したのが清水寺の始まり。

その2年後に、鹿を捕えようとした坂上田村麻呂が、音羽山に入り込んで賢心に出会うのね。
そこで、賢心は、「殺生はいかんよ!」 と、坂上田村麻呂に説教したんだ。
坂上田村麻呂は、観音に帰依して観音像を祀るために自邸を本堂として寄進したらしい。

その後、坂上田村麻呂は、征夷大将軍となって蝦夷征伐したのは、ご存じの通り。
無事に都に帰ることができた坂上田村麻呂は、お礼に本堂を大規模に改築した。
さらに、地蔵菩薩と毘沙門天の像を造り、ともに祀ったらしい。


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