銀閣寺。 正式には東山慈照寺。 観音殿の銀閣や東求堂は国宝である。

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銀閣寺(慈照寺) (京都)

金閣寺 正式には北山鹿苑寺

室町幕府8代将軍の足利義政により造営されました。
義政は、祖父である3代将軍義満の金閣寺にならい東山に銀閣寺を造営したのです。
義政の死後、臨済禅宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。

金閣寺のような華やかさはありませんが、日本人が持つ ”わびさび” の世界観を感じる寺院です。
観音堂の銀閣もさながら、美しい庭園をもつ銀閣寺は、古都京都の文化財として世界遺産に登録されてます。



銀閣寺探索記

銀閣寺に向かうと哲学の道が現れる

銀閣寺に行くには、市バスを使うのがベスト。
銀閣寺前で下車し人波に沿って歩くと、哲学の道が現れます。 直進すれば銀閣寺。 右に曲がると哲学の道。
「哲学の道ってこんな所にあったのかぁ!」 って感心しつつ直進しました。 (帰りに歩いてみよっと・・・)

道は細くなり、両側にはおみやげ屋さんや食べ物屋さんが、ずらぁ〜っと軒を並べています。
呼び込みを無視し進むんだけどね、観光客が立ち止まったり、ダラダラ歩いたりで道をふさいじゃう。
(おい! サッサと歩けよ!)
人波をすり抜けて、さらに進むと正面に銀閣寺の総門が見えてきました。

金閣寺の総門

総門をくぐり右に曲がると、すっごい生垣が現れるんだ。
『銀閣寺垣』 って言われるらしい。
高さ6〜7mぐらいあるんじゃないかなぁ?
何とも期待をもたせる空間ですよね。

『銀閣寺垣』 の先に受付があります。
拝観料500円を払って、中門をくぐると庫裡前の庭。
この庭、そう広くはありませんが、綺麗ですよ。

さて、この中庭を抜けると、銀閣のある庭園です。
中庭を抜けたあたりに人だかり。

銀閣を間近で撮影できます

「早く進めよ!」 なんて思ってたんだけど・・・。
訳はすぐに分かりました。
ほんと、すぐ右に、国宝の銀閣があるんです。
木と白壁の2階建ての落ち着いた建物です。

「銀色じゃないんだ・・」 って声がチラホラ聞こえます。
何故、銀閣って言われているかって言うと、銀箔を貼る予定だったとか、もともと銀箔が貼ってあったとか、壁や屋根が月明かりで銀色になるとか、諸説あるそうです。

ココは、皆が銀閣を背景に記念撮影を行う場所です。
だから、できるだけ前へ前へ行って撮影しょう。 そうでないと、人の姿が写真に写り込んじゃいますよ。

銀閣を堪能したら、次は本堂へ向かいましょう。
銀閣のそばに行くのも大変ですが、離れるのも大変。 次から次へ、人が押し寄せてきてますからね。

銀沙灘と向月台

銀閣を離れ、目に飛び込んでくるのが、向月台。
円錐形に盛られたその姿に、「幾何学的で銀閣に不釣り合いじゃないの?」 って感じたのは僕だけかなぁ〜?
広い敷地に、砂が綺麗に縞模様に入ってました。
『銀沙灘(ぎんしゃだん)』 って言うそうです。

銀沙灘は、月の光を室内に取り込むための工夫らしい。
向月台(こうげつだい)は、登って月を眺めた所らしい。
でもね、この銀沙灘や向月台は、足利義政が造営した当時には無かったそうです。
今の姿になったのは、江戸時代だそうです。

国宝の東求堂

銀沙灘や向月台を堪能した後は、順路に沿って池をぐるりと回わります。

途中、池を挟んで 『東求堂(とうぐどう)』 が見えます。
この東求堂は、義政の持仏堂で、檜皮葺きの現存する最古の書院造だそうで、国宝になっています。
四畳半の部屋があり、草庵茶室の源流として、四畳半茶室の始まりだと言われてます。

見た目、じみぃ〜な建物ですし、本堂と並んで建っているので 「国宝ですよ」 って言われないと、気づかないかもしれませんねぇ〜。  僕も国宝とは知らずに何気に写した1枚です。 (↑)  後からパンフレットを見てビックリ!

義政がお茶の時に水を取った『お茶の井』

さて、何気に東求堂を撮った後は、山を登って行く事になります。  何があるかも知らずに、みんなが向かうから付いて行きました。
少し登ると、『お茶の井』 があります。

『お茶の井』 って、義政がお茶の時に水を取った場所だそうで、今でもお茶会の時に飲料水になるそうです。
まあ、特に感動も無く。
「単なる湧き水だな」 ってのが本心ですね。




そのまま順路に従って山道を進むと、銀閣寺の全景が見えてきます。
木々に埋もれた銀閣、銀沙灘、本堂や東求堂を眼下に見る事ができます。 (真ん中の木がジャマ!) (→)

ここも写真スポットですね。
多くの人がシャッタを押してましたよ。
でも、木々がありますので、撮り位置を間違えると僕のように、「木が写真の中央にで〜んと写ってる!」 なんて事になりますからご注意ください。

山の上から銀閣寺の全景が見えます

その先は、山を降りる道なんですが、ここがまた良い!
苔に覆われた山肌を見ながら山を降りてくるんです。
山肌が綺麗な緑に覆われてるんですよ。
なんとも言えない風情がありましたねぇ〜。

銀閣寺に華やかなものは、一切ありません。
強いて言えば、銀沙灘が華やかなのかな?
銀閣寺は、しなびた美しさ。 心休まる美しさ。 とでも言うのかなぁ〜?
「ザ・日本!」 的な美しさを感じる寺院ですね。

綺麗な苔に覆われた山肌を堪能しましょう

綺麗な苔に覆われた山肌を堪能した後は、銀閣のある錦鏡池に降りてきます。
錦鏡池越しに見る銀閣もおつなものです。
ここも写真スポットだよね。

銀閣寺の旅も終盤です。
錦鏡池を過ぎ、銀閣をぐるりと回って、中門に着きます。
この時、銀閣を横からも後ろからも見る事ができます。
そして、再び 『銀閣寺垣』 の間を通って寺院を後にする事になります。 これで、銀閣寺の探索は終わりです。

銀閣寺を造営した足利義政は、将軍としては最低の将軍だったかもしれません。
でもね、銀閣寺を訪れると義政のセンスの良さに驚かされると思います。

確かに、銀閣寺は、金閣寺と比較した場合、華やかさも敷地の広さも見劣りします。
しかし、僕は、銀閣寺の方が好きかもしれないなぁ。 落ち着いた趣きは、僕の心を癒してくれたように思います。
(ヤバイ! そんな風に感じるようじゃ、僕も人間が枯れてきたのかもしれない。)
さっ、次は 『哲学の道』 でも歩いてみるかぁ。



銀閣寺へのアクセス&拝観料

銀閣寺へのアクセス&拝観料 【拝観料】
 ・一般 500円
 ・中学生・小学生 300円


【拝観時間】
 夏季(3/1-11/30) 8:30〜17:00
 冬季(12/1- 2/28) 9:00〜16:30

【アクセス】
 京都駅から市バス:
   100号系統「銀閣寺前」下車

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